Blue PrismがSaaSとして使えるようになるらしい…
えーっっBlue PrismがSaaSとして使えるようになるんですかー?
もともと、Blue PrismはIaaS(AWS, Azure, Google Cloud Platform, IBM Cloud)および一部のPaaSを使って動かすことができますが、これをSaaSとして提供する試みは初めてじゃなかろうか。
周りにあんまし驚いている人がいませんが、私は大変、驚きましたし、すごい興味あります。
特に以下の2点が気になりました。
マネージド・サービス?
記事にはSaaSとありますが、どのくらいマネージドなサービスなのか、気になりました。
クラウド・サービスにもレイヤー(層)があって、SaaS/PaaS/IaaSなんて分けられたりしますが
SaaSと言われると、かなりの部分がマネージド・サービスで、バックアップやバージョンアップ(パッチ適用)、BCPサイト構築と災害時の対応など、いわゆる保守運用のほとんどをクラウド・サービス提供者にお任せするイメージがあります。
(逆に言うと、保守・運用を細かくカスタマイズすることはできない。クラウド・サービスって基本的にそういうものかもしれないけど)
Blue Prismの位置づけは、個人的にはPaaSに近い印象を受けます…いや、もちろん、RDSやHerokuに似てますか?と言われたら違いますけど、Salesforce Lightningやkintoneには似ていると思います。
今回のクラウド・サービスが、どのくらいSaaSっぽくなっているのか、興味がわくところです。
(PaaSという位置づけが、そもそもよくわかんない印象もありますが…SaaS、IaaS、その他、みたいな)
自動化対象アプリケーション?
もうひとつ気になったのは、自動化対象のアプリケーションです。
Blue PrismはWebシステムだけでなく、ExcelやAccess、メール、SAP、メインフレームなど様々なシステム(UI)を自動化可能です。
ただ、クラウド・サービスとなると…どこまで対応できるのか、気になるところです。まず、N/W的に疎通ができれば、Webシステム(HTTP/HTTPS)はOKだと思います。
ただ、ExcelやAccessのようにローカルで実行されるものをどうするのか、これは気になります。
クラウドとオンプレミスを横断するような形になった場合、両方にBlue Prismを用意する必要があったりするのでしょうか。
また、N/W的に疎通できたとして、電子メールとかもいけるのかどうか…社内のメールサーバーからメールを取り出す(POP3など)のは、ちょっとハードルがありそうです。まぁ、これはクラウド・サービスの制約というより、顧客の状況との兼ね合いですね。
まとめ
- Blue PrismがSaaSとして利用できるようになる、らしい。すごい!
- どのくらいマネージドなサービスなのか、気になる。
- 自動化対象アプリケーションがどこまでなのか、気になる。
- リリースされたら触ってみたい…