Enterprise Blue Ocean ◮

神谷町RPAブログ

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Blue PrismでAttachするときにProcess Explorerが役に立つ話

極めてニッチなTips。

 

Attachの前提:ウィンドウのタイトルとProcess名

Blue Prismで、既に立ち上がっている画面を扱うためには、Attachという手法が必要です。

これについては、以前に書きました。

ebo.hatenablog.com

Attachをする場合、Blue Prismは、以下の2つの情報で、既に立ち上がっている画面を特定します。

  • ウィンドウのタイトル
  • Windows上のどのProcessで実行されているか

多くの場合、この2つは自明です…特にウィンドウのタイトルは、見ればわかる、そんなレベルです。

しかしいくつかのケースで、Windows上のどのProcessで実行されているか自明ではありません

以前に書いた記事が、まさにそのケースで、ウインドウのアイコンはInternet Explorerなのに、ProcessはAdobe Acrobat…というケースがあり得ます。

 

Process名が、うまく特定できないときの対処法

既に開いているウィンドウから、Process名を特定する上手い方法はあるでしょうか。
たとえば、Process Explorerのような(Blue Prismには含まれない、まったく別の)ツールを使うことができます。

docs.microsoft.com

Process ExploreのFind Window's Process (drug over window)ボタンを
(ライフルのスコープを覗くようなアイコンです)、ポップアップ

f:id:EnterpriseBlueOcean:20180610232304p:plain

にドラッグ・アンド・ドロップすると…

f:id:EnterpriseBlueOcean:20180822182712p:plain

ちゃんとiexplore.exeの子プロセスとして起動されているAcroRd32.exeであることを教えてくれます。

やったぜ。

 

まとめ

あんまりないと思いますが、Attachがうまくいかないときは、試してみる価値があるかと思います。

しかし、Blue Prismを勉強していると、だんだんWindowsを代表とするMicrosoft技術に詳しくなっていくような。。