Blue PrismでAttachするときにProcess Explorerが役に立つ話
極めてニッチなTips。
Attachの前提:ウィンドウのタイトルとProcess名
Blue Prismで、既に立ち上がっている画面を扱うためには、Attachという手法が必要です。
これについては、以前に書きました。
Attachをする場合、Blue Prismは、以下の2つの情報で、既に立ち上がっている画面を特定します。
- ウィンドウのタイトル
- Windows上のどのProcessで実行されているか
多くの場合、この2つは自明です…特にウィンドウのタイトルは、見ればわかる、そんなレベルです。
しかしいくつかのケースで、Windows上のどのProcessで実行されているかは自明ではありません。
以前に書いた記事が、まさにそのケースで、ウインドウのアイコンはInternet Explorerなのに、ProcessはAdobe Acrobat…というケースがあり得ます。
Process名が、うまく特定できないときの対処法
既に開いているウィンドウから、Process名を特定する上手い方法はあるでしょうか。
たとえば、Process Explorerのような(Blue Prismには含まれない、まったく別の)ツールを使うことができます。
Process ExploreのFind Window's Process (drug over window)ボタンを
(ライフルのスコープを覗くようなアイコンです)、ポップアップ
にドラッグ・アンド・ドロップすると…
ちゃんとiexplore.exeの子プロセスとして起動されているAcroRd32.exeであることを教えてくれます。
やったぜ。
まとめ
あんまりないと思いますが、Attachがうまくいかないときは、試してみる価値があるかと思います。
しかし、Blue Prismを勉強していると、だんだんWindowsを代表とするMicrosoft技術に詳しくなっていくような。。