Blue Prismと実行結果の見える化③(実行ログの出力内容を一括で設定)
週末が雨だと、洗濯がピンチです。
平日に洗濯できる人が、最高に羨ましい。
独りで何もかもすんのは、そろそろ厳しいわ。。
見える化の第3回です。過去の記事はこちら。
実行ログの出力:初期設定
Blue Prismでの自動化は、プロセスとオブジェクトで構成されているのはご存知の通りですが、
実行ログ出力の初期設定(デフォルト)は、以下のようになっています
- プロセス: デフォルトでEnabled。すべての情報がログとしてDBに書き込まれ、暗号化され、アクセス制御され、アーカイブできます
- オブジェクト: デフォルトでDiabled。ログはDBに書き込まれません
これらの設定は、プロセス、オブジェクトごとに変更することができます。
ランタイムリソース(実行環境)ごとに実行ログ出力を制御する
プロセスやオブジェクトの数が増えてくると、個別の設定は面倒だし、設定漏れが出るかもしれません。
そんなときに役立つのが、ランタイムリソース(実行環境。実行用デスクトップ)ごとの実行ログの出力設定です。
システム > リソース > 管理で、ランタイムリソースを右クリックして、ログ出力レベルを設定します。
いろいろ選べますが、主要な設定は以下の4つですね。
- デフォルト
- 主要なステージ
- 全ての工程
- エラーのみ
実際にやってみた
実際に設定して、やってみました。使ったプロセスがこちら。
最初に呼ばれるオブジェクトがこちら。
ログ出力についてはデフォルト設定(プロセスはEnabled、オブジェクトはDisabled)です。
上の画像を念頭に置きながら、以下のログ出力結果を見てください。
まずはデフォルトから。
プロセスの実行結果のみが出力されています。オブジェクトの処理結果は記録されていません。プロセスやオブジェクトの設定どおりですね。
次に主要なステージの場合。
プロセスとオブジェクトの主要なステージが、呼び出された順に記録されています。
記録されていないのは、StartやEndステージ、Sub Sheet、Decisionなどですね。
さらに次は全ての工程の場合。
こちらは全てのステージが記録されています。完全な実行ログですね。
最後は、エラーのみ。
ログ出力の開始、しか記録されてませんね。今回はエラーが発生していないので、当然ですが。