Blue PrismインストールのためのMicrosoft Azure超入門
「Blue Prismのインストールって簡単ですか?」
⇒ 結論:
- インストール先の状態による(端末管理、管理者権限…)
- 大変になる場合は、たいていDB(SQL Server)が原因
…というのは、以前の記事で書きました。
では、次の質問;
「Blue Prismをクラウドにインストールするのは簡単ですか?」
答えは…すごい簡単です。
…が、注意点があります。
Microsoft AzureにBlue Prismをインストールする
ここでは、試しにMicrosoft Azureで試してみます。
Microsoft AzureにBlue Prismをインストールするにあたっては、Blue Prismからガイドが2本、出ています。
v6 Data Sheet - Azure Reference Architecture (Japanese) (Log in | Blue Prism Portal)
v6 Data Sheet - Cloud Deployments (Japanese) (Log in | Blue Prism Portal)
ただ、実際のインストールは、特にガイドを見なくてもできます(こまけぇことはいいんだよ!)。それくらい簡単です。
多くの場合、オンプレより簡単だと思います。理由は以下の通りです。
- 端末管理がどうとか、管理者権限がどうとか、そういうところが(Azureのドメイン管理者であれば)全てクリアである
- DBのインストールが不要。SQL Databaseのプロビジョニングは一瞬で終わる
Blue Prismのインストールは、サクラエディタのインストールより簡単ですから、
結論としては、Blue Prismをクラウドにインストールするのは極めて簡単です。
注意点:ネットワークの構成
ただ、注意点もあります。ネットワークの構成です。
Blue PrismをAzure上にインストールすることは簡単ですが、それらを活用するにはネットワークの知識が不可欠です。
受信ポート、送信ポートの設定を適切に行う必要があります。
リモートアクセスも、リモートデスクトップが推奨されないケースがあるので、注意が必要です。
v6 Data Sheet - Remote Access Tools (Japanese) (Log in | Blue Prism Portal)
ネットワークの設定は、Azure上のBlue Prismから社内のシステムを操作する際にも、注意が必要となります。
--- 2019/06/29 ---
Azure のマーケットプレイスから、Blue Prism の
フリー・トライアルを簡単に始められるように
なりました!
まとめ
- Blue Prismをクラウドにインストールすることは、実に簡単です。たぶんオンプレ環境より簡単です
- ただし、ネットワーク構成には注意が必要です。リモートアクセスツールも、適切なものを使いましょう
- ともあれ、これだけ簡単かつ短時間に環境準備ができるのは大きいです。Cognitive Servicesも使えますし、Azureもなかなかイケてますね(謎の上から目線)
- Azure での Blue Prism フリー・トライアルもスタートしたぞ☆