Web属性情報の取得と動的パスの活用について
どうもこんにちは、ドリームアイランドです。
最近めっきり秋らしくなってきましたね。
というわけで、今日は
Web属性情報の取得と動的パスの活用について
についてです(どういうわけだ
Blue Prism DXにアセット公開されました!
前回の記事に掲載しました「Blue Prism DXアセット一覧作成プロセス」、
Blue Prism DXに公開されました!
この記事では、このプロセスを作成する中で出てきた
①Webページの属性から情報を取得する方法
②動的パスを作成し活用する方法
について触れていきたいと思います。
①Webページの属性から情報を取得する方法
Webページから情報を取得したいとき、
例えばこのアセット名についての情報であれば、
ブラウザモードでスパイした要素に対し「テキストを取得」とすれば情報を取得できます。
しかし、このパネルに付属するURLの情報を取得したい場合にはどのようにすればよいでしょうか。
この場合には、読み取りステージのデータタブで「属性を取得」と選択し、
属性名に適切な属性名を入力してください。
ここで言う適切な属性名については、Chromeを開発者モードに切り替え(F12を押すと切り替わります)、
HTMLのソースを見ることで確認可能です。
Blue Prism DX の場合は、href、またはdata-ng-hrefという属性を設定することでURLを取得できました。
②動的パスを作成し、活用する方法
Blue Prism DXではアセットがパネル表示され、
1画面に最大で12個のパネルが表示されます。
これらの情報はテーブル情報ではないため、一括で情報を取得することができません。
すなわち、一つ一つ情報を読み取っていく必要が出てきます。
これらの情報をスパイすると、下記のようなパスの差異がわかります。
1個目のパネル
/HTML[1]/BODY[1]/DIV[2]/MAIN[1]/SECTION[1]/DIV[1]/DIV[2]/DIV[1]/SECTION[1]/DIV[1]/A[1]
2個目のパネル
/HTML[1]/BODY[1]/DIV[2]/MAIN[1]/SECTION[1]/DIV[1]/DIV[2]/DIV[1]/SECTION[1]/DIV[2]/A[1]
...
12個目のパネル
/HTML[1]/BODY[1]/DIV[2]/MAIN[1]/SECTION[1]/DIV[1]/DIV[2]/DIV[1]/SECTION[1]/DIV[12]/A[1]
この赤文字で書いた部分を変えていく、つまり動的にパスを生成できれば、
1から12までのすべての情報を取得することができます。
これを実現するために、今回は以下の手順で進めました。
- アプリケーションモデラーで要素を識別し、パスの情報を「動的」に設定する
-
繰り返し処理の中で、計算ステージを使い、カウント変数とパスを組み合わせた動的パスをテキスト変数で出力
カウント変数名が「Count」の場合、
"/HTML[1]/BODY[1]/DIV[2]/MAIN[1]/SECTION[1]/DIV[1]/DIV[2]/DIV[1]/SECTION[1]/DIV[" & [Count] & "]/A[1]"
と記載 -
読み取りステージで要素を取得する際、パラメーターをクリックし、
値に作成した動的パスを設定し、URLを出力 - 読み取りが完了した後、カウント変数をカウントアップ(1を足す)する
- 取得したデータをコレクションに格納
- カウント変数の上限(12より大きくなったら終わり)が来るまで2~5を繰り返す
以上の手順を踏むことで、動的パスから値を取得することができます。
こちらの実装は過去の記事を参考にしましたので、併せてこちらもご覧ください。
まとめ
・BluePrismアセット一覧作成プロセスがBlue Prism DXに公開されました
・Webページの属性から情報を取得する方法について紹介しました
・動的パスを作成し活用する方法について紹介しました
私深夜ラジオも好きなんですが、秋っぽい話題ということで栗ご飯がよく話題にあがりますね。
栗ご飯食べたい(単純