Blue Prismベストプラクティス<番外編>
ジャナイホーです。
今回は、ベストプラクティスの番外編です。
先日、高専ロボコンを観戦してきました。
ジャナイホーは、ソフトウェアロボット関連の仕事に従事しているのですが、甥っ子が本当の(?)ロボットを作ってるっていう、ここへ来てのまさかのロボット繋がり。
残念ながら、甥っ子率いるチームは2年連続で全国大会 一回戦で惜しくも負けましたが、でも、とても素晴らしいチャレンジで、今年はなんと、コジルリにインタビューされてました。
(ソフトウェアロボット系だと、チャットボットと会話する機会ぐらいしか、得られないもんですかね。。。)
今年の高専ロボコンでは、ペットボトルをフリップさせてテーブルに立たせる、ということにロボットが挑戦しました。
なかでも、去年まで主流だった「人間オペレータが指示・操作する手動ロボット」に加えて、自律型の自動ロボットがタスクを担う、という課題が与えられており、実装技術が飛躍的に高度になったようです。
なんでも、会場の国技館の下に格納された土俵の昇降装置のシステムの電磁波だか電波だか何だかの影響で、軒並み、ロボットのセンサー系が不調で、前日のリハーサルでは、暴走したり上手く動かなかったりが続出してらしく、一回戦みんな苦労してたなぁ。地方大会での実力も発揮できていなかったような。。。
他にも、満員の観客が発する熱による温度の上昇、湿度、テレビ撮影の照明や機材、WiFiや観客が持ち込む通信機器、電子機器からの影響、コジルリの神対応、などなど、様々な想定外の事象があります。
そんなこんなに対応・修正できる、強いチームが優勝していました。
エラーハンドリングの重要さや、本番環境での適応能力がいかに大切か、を思い起こさずにはいられませんでした。
自律型ロボット。我々ソフトウェアロボットが目指すのも、そっちです。
オペレーターが操作して、ロボットにチャンバラをさせたり、ボトルをフリップさせたりする、人間介在型のロボットではありません。
- Queueへ仕事をロード(ボトルをロボットへ装填)したら、
- 自動でターゲット(テーブル位置)を認識して
- 遷移(移動)し、
- 操作する(ボトルを投げてテーブルに載せる)。
- 認識・遷移(移動)・操作をQueue(ボトル)が無くなるまで繰り返す。
- そして、無くなったらホームへ帰ってくる。
考え方は一緒です。
出場した全チームがWork Queueの考え方を使った、ベストプラクティスを自然に取り入れていたようでした。
日本の科学技術の未来を担う若者たちはさすがっすね。。。
我々も、頑張って日本の経済を支えましょう!!
。。。それにしても、国技館のマス席って、初めて体感しましたが、居心地、悪くないっすか!?
ずっと床に座りっぱなしって、ひざと腰に相当痛みがきましたけど。
相撲ファンの中高年層には、いくら座布団あったって、めっさ厳しい環境だと思うのですが、よく耐えてるなぁ。。。
最後、座布団投げたりしてるし。
あれは、投げる方も相当の覚悟がいるはずだ。絶対。