Blue Prism でプロセスマイニングと連携する(ABBYY Timeline 入門② プロセスマイニングの理論を学ぶ(1))
ウェビナーの資料を
作らないと首が締まる。
・・・それは
わかっているのだが、
わかればわかるほど
寄り道をしたくなる~☆
前回👇
- データはアップロードしてみたものの、、
- Process Mining: Data Science in Action にチャレンジ
- Process Mining: Data Science in Action を学ぶ
- まとめ
データはアップロードしてみたものの、、
前回、データを ABBYY Timeline に
アップロードして、
いざ!というところまで来ましたが、、
・・・あれ、、
どうやって分析したらいいか
わからない。。
ABBYY Timeline には
様々な機能があるようですが、
うーん、まずは何をすればいいのか、
わからないぞ・・・
Process Mining: Data Science in Action にチャレンジ
理論を学ぼう
とりあえずツールを触るのではなく、
やはり理論を学ばねば。
・・・というわけで、
プロセスマイニング、
というかワークフローの権威、
Wil van der Aalst 教授👇
の著書を読んで、プロセスマイニング
の基本を押さえるんじゃ~☆
Process Mining: Data Science in Action (English Edition)
- 作者:van der Aalst, Wil M. P.
- 発売日: 2016/04/15
- メディア: Kindle版
Leslie Willcocks 教授👇
の著作から RPA を学ぶことが
有効なように、
Wil van der Aalst 教授の著作から
Process Mining の理論が学べるに
違いないッ!
7,359円(Kindle 版)
もするが、、これは買いだッ!!
誰でも学べるサマリ版
ん?・・・あれぇ??
上記の著作のサマリ版が
公開されていて、
誰でも無料で閲覧できる
ように見えるが。。
クラウン 「少佐ぁー!助けてください!!」
「軽い気持ちで買ってしまいました!」
「シャア少佐!助けてください!!」
シャア 「ク、クラウン・・・」
「Kindle 版は返品できない。気の毒だが・・・」
「しかしクラウン、無駄死にではないぞ」
「Kindle版には、サマリにはない様々な記述がある」
「これでより理解を深められる(はず💦💦)」
Process Mining: Data Science in Action を学ぶ
Chapter 1: Introduction
気を取り直して、、
サマリ版の方を読み解いていきます。
まずは Introduction から。
主なポイントはこの辺りかなぁ。。
(個人の理解です)
- 2000年代から、データが爆発的に急増している
- 業務プロセスモデル(要は、フローチャートみたいなもので業務の流れを記したもの)は、文書化や議論など、複数の用途で使われているだが、業務プロセスモデルは人が業務を抽象化したものなので、現実の業務から乖離した張り子の虎(Paper Tiger)になってしまうことがある
「モデル」という言葉は
— Enterprise Blue Ocean ◮ (@EnterpriseOcean) 2020年5月9日
日本語でいえば模型であり、
これは現実のものを抽象化して
構成される。
裏を返せば、
モデルは現実と等価でなく、
見方によっては現実から乖離する。
本物の虎とはかけ離れた
張り子の虎(paper tiger)のように。
っていうことかな??
…過激だなこのジジイ。 pic.twitter.com/40o54c2wvB
- 今の時代、データはたくさんあるのだから、データ(業務イベントのログ)から業務プロセスモデルを作ってはどうか
- 業務イベントのログと業務プロセスモデルには、3つの相互作用がある
- Discovery(発見):業務イベントのログから業務プロセスモデルを生成する。Play-inという言い方もできる
- Conformance(整合性評価):業務イベントのログを使って、業務プロセスの整合性を評価する。Replayによってもたらされる
- Enhancement(拡張):業務プロセスモデルに付随する情報を付け加えうる。これもReplay によってもたらされる
- また、業務イベントのログから業務プロセスモデルを作り出すことは、Play-out とも呼ばれる
- プロセスマイニングは、業務生産性だけでなく、コンプライアンスの向上にも活用できる
Chapter 2: Process Modeling and Analysis
Process Modeling and Analysis。実質的な第1章。
- 業務プロセスモデルが張り子の虎(Paper Tiger)になる、再び。
- 様々な業務プロセスモデルの表記手法(ペトリネット、BPMN、YAWL…)
- C-nets という表記手法をプロセスマイニングでは推す
- いろんな視点で業務プロセスモデルを分析するためにも、プロセスマイニングを使おうぜ
まとめ
- Blue Prism とプロセスマイニングを連携させる、第2回
- 分析をはじめる前に、理論を学ぶために Process Mining: Data Science in Action を読み解き始めた。。
- まずは Introduction と Process Modeling and Analysis の2章を読みました☆
次回👇は
第3章以降を読み解いて
いきたいと思います☆
なお、真面目に洋書を読むのは
久しぶりだが、良いものである。
やっぱり、何かを学ぶには、
敬意が必要だよぉ。
単にその機能を知るのではなく、
作り手たちが何を目指したのか。
・・・そこに真実が
あるはずだよぉ。