Blue PrismでAttachするウィンドウが、すぐに出てこない…ときに役に立つ話
いや、そういうケースがあるらしいんですよ。
私が直接、遭遇したわけではないのですが…
ファイルダウンロードのケースで、たまにあるらしい
以下のようなWebアプリケーションを考えます。
- Webブラウザ上のボタンを押下すると、HTTP Requestがサーバーに飛ぶ
- サーバー上でオンラインのバッチ処理を流し、CSVファイルを生成する
- CSVファイルがサーバー上で完成すると、ファイルの実体をHTTP Responseとして返す
- Webブラウザ上にファイルの保存ダイアログが立ち上がる
このケースだと、1~4までの時間が一定ではありません。
CSVファイルのサイズが大きければ時間がかかりますし、小さければ直ぐにダイアログが立ち上がります。
Blue Prismで自動化することを考えた場合、この時間を待機(Wait)する必要があります。
しかし、Blue Prismの待機(Wait)は、画面を起動(Launch)または添付(Attach)しないと使えません。
そんなときにどうするのか。
Attach先の画面が立ち上がるまでWaitするアクション
…を、作ってみました。
ウィンドウがAttach可能かどうかは、事前定義済みVBOの Utility - General に含まれるアクション Process Exists と Window Exists で可能です。
一定回数/一定間隔で、これらのアクションを使用してAttach可能かどうかをチェックさせます。
実行イメージを動画にしてみました。今回からYoutubeを使っています。
まとめ
- Attach先のウィンドウが出るまで、Waitが必要なケースがある
- 事前定義済みオブジェクトの Utility - General を使えば、そういったアクションを実装できる
- Wait のところは Utility - General のアクション Sleep でも良かったかも。。
- Virtual Youtuber デビュー
はいどーもー!