Blue PrismでAttachするときにtasklistコマンドが役に立つ話
意外とニッチでない…?
というか、みんなどうしてるんだろ。
AttachしたいのにProcess名がわからないとき
Blue Prismで既に開いているアプリケーションを操作するためには、アプリケーションのウィンドウをAttachする必要があります。
Attachの前提となるのは、そのウィンドウのProcess(の名称)とウィンドウ・タイトルです。
しかし、Processというのは、パッと見てわからないことが多々あります。
タスクマネージャーを見れば良い…という人もいますが、(ガンダムSEEDが最近のガンダムだった)昔とは異なり、最近のタスクマネージャーは大量のProcessに溢れているため、Processを簡単に特定するのは容易ではありません(svchost.exe祭りだ!)。
そんなときにProcess Explorerが役立つ話は、以前に記事にしました。
では、Processは特定できたけど、ウィンドウ・タイトルがわからないときは、どうしましょうか。
Process名からウィンドウ・タイトルを特定する
ウィンドウ・タイトルは、パッと見てわかるよね…と言いましたが、実際はかなりわかりにくい場合があります。
たとえば以下のようなウィンドウの場合。
このウィンドウのタイトルは、フォトなのか、フォトはアプリの名前であってタイトルなしなのか、パッと見てわからないですね。
タスクマネージャーを見ても、ウィンドウ・タイトルという列は見当たりません(詳細タブで列の選択をしても出てこない)。
どうしましょうか。
私の知る限り、もっとも良い方法はコマンドプロンプトを立ち上げて、tasklist コマンドを打つことです。
--- 2019年 6月 6日追記 ---
いや、これは Process Explorer に列"Window Title"を
追加したほうが簡単かも!ですね☆
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手順としては、
- Process ExplorerでProcessを特定し、
- そこでProcessに対応するPIDを確認します。
- 例えば、PIDが13808だったら、以下のように入力すればOKです。
tasklist /FI "PID eq 13808" /V /FO LIST
実行結果は以下の通り。
ウィンドウ・タイトルはN/A、つまり設定されていないことがわかります。
なお、tasklistコマンドについては、以下を参考にさせていただきました。
まとめ
- Blue PrismでAttachするには、Processとウィンドウ・タイトルが必要
- ProcessはProcess Explorerを使うと簡単に識別できる
- ウィンドウ・タイトルは、ProcessのPIDから tasklist コマンドで特定可能
Attachは必須技術ですから、習熟して、手に馴染ませたいですね。