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神谷町RPAブログ

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Blue Prism で Internet Explorer を Attach する際の Child Index に関する注意点

相手によって話し方を変えることは重要で、

時にはキャラクタ設定ごと変えないといけないんだけど、

現状、それをやる時間もパワーも足りないんだよなぁ。

(言い訳)

 

Intenet Explorer を Attach する際の Child Index: 0 か、 1 か?

Internet Explorer(IE)を Attach する際に、Child Index でウィンドウを指定できる話は、以前にしました。

www.ebocean.work

ただ、この場合、いくつか注意点があり、場合によっては、限定的にしか動作しないようです。


まず、Internet Explorer の画面が1つしか上がっていない場合を考えます。

このとき、Child Index = 0Attach すると、Blue Prism は問題なく Internet Explorer を操作できるようです。

 

しかし、Child Index = 1Attach すると、いくつか制限を受けるようです。

具体的には、HTMLモードが利用不可となり、

UI Automation や Active Accessibility モードも制限を受けます(例えば、タブのタイトルやURLがあるアドレスバーを識別できない)。

Internet Explorer が複数、立ち上がっている場合も同様のようです。

Child Index = 2 とすれば、二つ目の Internet Explorer を識別できますが、

上記と同様にHTMLモードが使用できなかったり、タブのタイトルやアドレスバーをUIA、AAで識別できません。

 

なんでこうなるのか?

詳しいメカニズムは不明です、、(すいません)

Twitterで以下のような示唆をいただきまして、、

ここから類推すると、

そもそも、Internet Explorer は新規に起動したり、タブを立ち上げるごとに Windows上のプロセスが上がる形になっているようで、

Child Index = 0 はHTMLモードが効く特別なプロセス(マネージ プロセス)で、

Child Index = 1, 2, ...タブごとのプロセス(コンテンツ プロセス)なので、動作に制約がある・・・ということなのかもしれません。

 

ただ、これがあらゆる環境で起きる・・・とも言い切れないように思います。

実際、タブを複数、追加しても、Windows上の iexplore.exe が増えないことがあったり、、タブを追加した後に、新規に Internet Explorer を立ち上げると、二つの画面でひとつの iexplore が共有されているような挙動をしたり・・・奥が深いな。

 

あまりスッキリしませんが、とりあえず、Internet Explorer を Attach する際は、Child Index = 0 にしておいた方が良さそうです。

 

まとめ

  • Internet Explorer を Attach する際は、Child Index = 0 にしておいた方が良さそう。
  • IEのWindows上のプロセス(iexplore.exe)の挙動が、結構、謎である・・・

 

人気コーナー:今日の出来事(Twitter出張版)

偉い人  「Blue Prismは難しい。

      ユーザーが誰でも使えるようなもんじゃない!」

俺    「いや、必ずしもそうじゃないっすよ~」

     「意外と使いやすいところもありますし~」

偉い人  「いや、難しい!・・・だが、それがいい」

俺    「へっ?」

偉い人  「こんなもん、誰でも使える・・・となったら玉石混交、

      すぐにゴミ箱みたいになって、たとえ良いものがあっても、

      瓦礫の中に埋もれてしまう・・・

      怖くて使えない、そんな風になってしまう」

偉い人  「専門家に限定する必要はないが、

      ちゃんと使いこなせる人にだけ配れば良い。

      むしろ、全員に配ってはいけないものだ」

俺    「・・・瓦礫の底に~♪」

偉い人  「埋~もれた♪」

俺&偉い人「希望の破片たち~♪」