Blue Prism の動的パラメータを用いて任意のリンクをクリックする
かなりご無沙汰しております、「レッドブーツ88」です。
毎日自宅で過ごしているうちに何を間違ったのかかなり久しぶりにギターを弾き始めました。(最近は更に魔が差してベースまで復活してしまいました)
昔、ギターで一生懸命練習したスウィープを今更ながら練習しながらピックをプルンプルンさせています。
スウィープ(エコノミーピッキング)と言ったらフランク・ギャンバレさんなのでスウィープ バリバリの動画へのリンクを張り付けておきます。(1分32秒辺りからスウィープのオンパレードです)
https://youtu.be/qIVFJdmQ9Xk?t=92
さて、今回はかなり前の投稿でも紹介した動的に対象となるリンクなどの GUI を選択する機能を改めて紹介したいと思います。
対象となるアプリ
今回は IE から気象庁さんの以下のページへアクセスし、任意の気象データ PDF を開きたいと思います。
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/hibiten/index.html
スパイする項目
令和2年(2020年) の 1月の気象データへのリンクをスパイします。
このリンク項目が保持しているリンク属性 (ややっこしい!) には PDF ファイルへの URL が含まれていることが分かります。
実際に設定されている URL は以下となります。
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/hibiten/2020/2001.pdf
パラメータを引き渡しながら任意のリンクをクリック可能にする
やり方は簡単でリンク属性の一致タイプを [動的] へ変更するだけです。
このようにすることで処理の状況に応じて動的に URL を編集しパラメータとして引き渡すだけで、その URL をリンク属性として保持しているリンク項目を動的にクリックすることが可能です。
URL の最後に /2020/2001.pdf を指定した場合は、以下の1月分データへのリンクをクリックすることができ、
URL の最後に /2020/2002.pdf を指定した場合は、以下の2月分データへのリンクをクリックすることができます。
実際に動かしてみる
スパイした項目へ動的にパラメータを引き渡すイメージを説明したデモ動画です。
このような感じで同様な定義の項目が複数並んでいるアプリを自動化する場合、一度スパイした項目について動的にパラメータを引き渡すことで任意の項目を選択することが可能となります。
まとめ
- 一致タイプの [動的] を活用すると任意の項目が動的に選択可能となる
- スウィープ奏法が上手くなりたい