Blue Prismとチャットボットを統合する
最近、友達からベーシックインカム(BI)の利点を力説されました(飲み会で)。
「BIやったら働かなくならない?」と聞いたら「その分はAIがやってくれるんだよ!」…マジか。
AIの話を聞くたびに私が思い出すのはウェブバン社の倒産です。
ウェブバンの詳細はリンク先を見ていただくとして、ざっくりいうとAmazonフレッシュみたいなコンセプトだが、実現するには諸々が未成熟だった…という理解です。ウェブバンの失敗からAmazonフレッシュまでは、実に15年以上の年月が流れています。
AIもウェブバンのように順調にはいかず、実現にはどこかでハイプサイクルを(二度三度と)経験するのではないかな、と漠然と感じています。
私は専門家でもなんでもないので、特に根拠はないのですが。
Blue PrismとAI
また別の友達と話すと「最近のAI、というか機械学習系の話って、画像認識やチャット(文脈の理解)に集中してきたよね」…ほうほう。
確かに目的が明確で、かつデータが豊富で入手しやすいから、盛り上がってるんでしょうね(繰り返しますが、私は専門家でも何でもないので、小学生並みの感想です)。
Blue PrismもAIとの統合について発表をしていますが、
AI機能との接続というのは、具体的には自然言語処理や画像認識などです。やはり早期に実用化されるのは高度な認知機能というより、人間でいうところの目や耳に近い部分なんでしょうね。
Blue Prismとチャットボットの統合
具体的なユースケースとして、Blue PrismとAIを組み合わせると、何がうれしいんでしょうか。
ひとつの例ではありますが、例えばチャットボットとの統合で、顧客応対と業務処理をシームレスに自動化することができます。
以下の動画のシナリオ2(0:46~)をご覧ください。
…
※ リンク切れになってしまいました。。
このデモ動画(英語で恐縮です)ではクレジットカードの紛失処理を対象にしています。顧客がクレジットカードを紛失した際に、金融機関にチャットで問い合わせると、顧客がチャットに入力した内容に応じてチャットボットが「紛失したのはクレジットカードですか?デビットカードですか?」「直近の取引は確認できますか?疑わしい取引はありましたか?」「新しいカードはどちらにお送りますか?」と応対を行います。
チャットボットはあらかじめ質問を学習することで、質問文から質問の意図を自動的に判別し、適切な顧客応対を行うことができるわけです。すごい、これがAIが作る未来なんだ。。
さて、顧客応対はこのように自動化できますが、実際の業務処理はどうするんでしょうか。金融機関はクレジットカードの停止や再発行を行いますが、こういった処理はバックエンドのシステムを介して行われます。やはり人手で操作する必要がある…となると、自動化の効果も限定的です。
Blue Prismは、まさにこういった問題を解決します。動画の1:35~をご覧ください。
Blue Prismが、一連の処理をバックエンドのメインフレームに対して行っています。
このように、Blue Prismとチャットボットを併用することで「クレジットカードの紛失処理」という業務全体を自動化することが可能になります。
まとめ
最近のAI技術では、画像処理やチャット(文脈の理解)の分野の発展が目覚ましいです。
Blue PrismとAIを組み合わせる際にも、自然言語処理や画像認識などに焦点が当たりやすいように感じています。
具体例として、Blue Prismとチャットボットを組み合わせることで、クレジットカードの紛失処理という業務全体を自動化できます。
あと、AIのところは専門家でもないのに偉そうに言ってすいません。。