Blue Prism Azure フリー・トライアルをセットアップする
まだ、プレビュー版っぽいですけど。
一応、作って動かすことはできます。
※ 7/15 追記: 公式アナウンス!
公開されました!!
You can now access Blue Prism’s #ConnectedRPA software on the Microsoft Azure Marketplace. Ready to see what a digital workforce fueled by enhanced #AI and cognitive capabilities can do for your organization? Learn more and get a free enterprise trial: https://t.co/1IjFe0ThcX pic.twitter.com/gVAc486riQ
— Blue Prism (@blue_prism) July 15, 2019
- Azure のアカウントを作成する
- Blue Prism トライアル・インスタンスを作成する
- Blue Prism トライアル・インスタンスに接続する
- Blue Prism の起動
- でも、、まだちょっと不便。。
- まとめ
Azure のアカウントを作成する
Microsoft Azure のアカウントを作成します。
作成方法はこちら↓とか
こちら↓で
確認できると思います。
Blue Prism トライアル・インスタンスを作成する
Azure アカウントを作成したら、Azure のポータル
に入って、以下の要領でインスタンスを作成します。
設定値は、こんな感じです。
設定項目 | 設定値 |
サブスクリプション | Free Trial |
リソースグループ | 任意 |
仮想マシン名 | 任意 |
地域 | 任意 ※ (アジア太平洋) 西日本など ※ 一部、利用できない地域があります |
可用性オプション | インフラストラクチャ冗長性は必要ありません |
イメージ | Blue Prism Trial |
サイズ | Standard B2ms |
ユーザー名 | 任意 |
パスワード | 任意 |
Windows ライセンスを既にお持ちの場合 | 任意 |
設定して「確認および作成」に進むと、以下の画面になります。
現時点では、OS/HW部分の費用が発生するようです。
14.3360 JPY/時間・・・24時間×30日、動かすと、およそ
¥10,321 ですよね。Azure の Free Trial で付与される
クレジットが ¥22,500 くらい?のはずなので(2019/6時点)、
一ヶ月のトライアルであれば、吸収できそうですね。
以下の画面が出てくれば、完了です。
Blue Prism トライアル・インスタンスに接続する
以下の要領で、作成したインスタンスに接続します。
RDPファイルを開くと、ダイアログが二つ出てくるので、
以下のように入力します。
メールアドレスではなく、先ほど入力した
ユーザー名を入れます!
続いて、以下のようダイアログを処理します。
リモートデスクトップ接続で、
Windows のデスクトップにつながるはずです。
(初回ログイン時は、初期設定の処理が走ります)
Blue Prism の起動
以下の要領で、Blue Prism を起動します。
最新バージョンの6.5が、動いてます!
やったぜ。
でも、、まだちょっと不便。。
Blue Prism そのものは、問題なく動くようです。
機能的には、フル機能で使える印象ですね。
(ちゃんとスケジューラーも動きました)
ただ、ライセンスがかなり限定された設定なので、
あまり大規模なワークロードはさばけないと思います。
そして一方で、クライアントアプリが少ないです。
たとえば Excel が入ってない。
なので、いろんなアプリの自動化を試すのも、
現時点では制限があります。
(Internet Explore、Adobe Acrobat Reader は入ってる)
今後も、インスタンスのVMイメージはアップデート
されていくようなので、、今後に期待!ですね☆
--- 6/26 追記 ---
Excel を追加する手順をまとめました!
(正確にはOffice 365)
これで不便は解消される・・・はず☆
まとめ
- Blue Prism Azure フリー・トライアルを始めてみた
- まだプレビュー版のようで、Blue Prism は問題なく動くが、クライアントアプリなどは不足している ⇒ Excel(Office 365)は無料版を追加で導入可能☆
- 今の時点では、Blue Prism はフリーだが、OS/HW層はお金がかかる。1ヶ月フルに動かして1万円くらいなので、Azure Free Trial 申込時に付与されるクレジットでカバーできそう
- 今後のサービス拡充に期待!
これは BYOL、つまりAzure の IaaS に
Blue Prism のライセンスを持ち込んでいますが、
世の中にはSaaS のモデルもあるわけなので・・・
・・・今後に期待!!