Blue Prism から Twitter 上でツイートしてみた
はじめまして、「レッドブーツ88」と申します。
先日、久しぶりに以下の Jeff Beck さんの Led Boots の動画を観たのですが、昔やっていたバンド(私の担当はキーボード)で、その時のドラム担当がサビの 7/8 拍子が叩けない理由で 8/8 拍子にして演奏していたことを思い出したのでハンドルネームにしてみました。 (原曲が 7/8 なのを 8/8 で演奏するとズッコケた感じがダサかったです…)
Jeff Beck - Led Boots (Jeff Beck: Performing This Week...Live at Ronnie Scott's)
イントロの Vinnie Colaiuta さんのドラムが印象的ですね。(原曲のドラムは Narada Michael Walden さんですが)あと、ベースの Tal ちゃんも可愛いくてカッコ良いです。
さて、今回は Blue Prism から Twitter 上で任意のメッセージをツイートするプロセスとオブジェクトの開発・実行を簡単に説明していきます。
Twitter 上でツイートするプロセス
今回、以下のような処理を実施するプロセス定義を用意してみました。(デモ用途向けなのでベストプラクティス的な要素は不足しております…)
- 認証情報の取得
- Twitterへログイン
- ファイルからツイートしたいメッセージを読込む
- 読込んだメッセージをツイート
- Twitterからログアウト
認証情報の取得
Blue Prism では認証情報を以下のように一元管理しますが、今回は Enterprise Blue Ocean Twitter アカウントを用いるため、一番上で定義されている認証情報を登録しました。(なお、以下の画面キャプチャーのユーザー名はダミーな名称にしております)
Twitterへログイン
Twitter の画面をスパイしながら以下のような Twitter オブジェクトを用意します。この辺りは通常の Web ページを操作する定義と同様に行えます。(本当はタイムアウト例外を発生させる箇所は各々の待機ロジックで個別に定義した方が良かったかも…)
ファイルからツイートしたいメッセージを読込む
今回のプロセスの肝の部分となりますが、ツイートするメッセージを指定する定義ファイル(Twtter_Message.txt)の内容を読込みます。このファイルが存在しないような何かしら例外が発生した場合は、デフォルトのメッセージを用いてツイートするように例外を無視しております。(ベストプラクティスなんて…。ウソ、しっかり対応しましょう)
今回、利用したメッセージファイルは以下のような感じです。文字コードは UTF-8 を利用する 必要があることに注意してください。
読込んだメッセージをツイート / Twitterからログアウト
いつもの Web ページを操作する感じで、読込んだメッセージをツイートする処理や Twitter からログアウトする処理を定義します。
ちなみに Twitter 画面のスパイも可能でした
通常の業務で利用するアプリとは雰囲気が異なりますが、Twitter 画面もスパイすることが可能でした。(Blue Prism のスパイ機能凄い!)
上記のプロセスを実行した結果が以下のようになります。このような感じで Twitter の企業アカウントが定期的にメッセージをツイートする業務を自動化することができました。(別に自動化しなくても…)
動画もアップしました。
やったぜ。
まとめ
- Blue Prism でも、Twitter と連携してツイートすることが可能
- 「レッドブーツ88」はこのようなプチ Tips をロックに紹介する予定
- 7/8 拍子の曲を無理やり 8/8(4/4) 拍子で演奏するとダサい
- 気が向いたら Twitter 上で @EnterpriseOcean をフォローしてみてください