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Blue Prism で REST API を呼ぶ(6.4新機能 Web API)

どうも、日曜プログラマーです。

 ※ 今日はシラフです。平日ですしね。

 

Blue Prism で REST API を呼ぶ方法

大きく分けて2つの方式があると思います。

  1. VBO を使う(Webservices - REST
  2. Web API を使う(6.4 新機能

今回はせっかくなので、6.4 新機能の Web API を使っていきましょう。

 

Blue Prism の Web API(6.4新機能)を設定する

Blue Prism の Web API の使い方は、簡単です。

具体的には以下のような進め方になります。

  • REST APIベースURLクエリパラメータを定義する
  • プロセスオブジェクトから呼ぶ

試しに、楽天トラベル施設情報APIを使ってみましょう。

公開されている REST API なので、簡単に呼ぶことができます。

webservice.rakuten.co.jp

まず、REST APIベースURLを設定します。

システム から Web API にいき、以下のように設定します。

f:id:EnterpriseBlueOcean:20190213210441p:plain

クエリパラメータ(URLの中で?aaa=xxx&bbb=yyy…って入れるやつ)やHTTPヘッダに入れるパラメータは、パラメータという形で外部定義化できます。

今回は、ホテル番号(hotelNo)をパラメータにしました。

f:id:EnterpriseBlueOcean:20190213210555p:plain

リクエストの中に、詳細なURLを入れます。

本当はこの辺りもパラメータ化したほうが良いと思いますが、、

今回はサンプルってことで ^^;

シラフでも甘えていくスタイル

f:id:EnterpriseBlueOcean:20190213210753p:plain

ちゃんと hotelNo を変数化しています。

?applicationId=●●●&format=json&hotelNo=[hotelNo] 

 ※ applicationId は楽天のWebサービス(REST API)を呼び出す際に必要なトークンです。詳細は以下を参照ください。

webservice.rakuten.co.jp

 

さて、REST API によって、レスポンスボディに何が入っているか…は異なると思います。

今回は JSON にして、JSON Path で値を拾います。

以下のような JSON Path を使います。

$.hotels..hotel..hotelBasicInfo.hotelName

hotelsとhotelが配列なところに注意します。

レスポンスに対して、こんな風に設定すると、Blue Prism の Text 型のデータアイテムとして出力されます。

f:id:EnterpriseBlueOcean:20190213211033p:plain

 

Web API をプロセスから呼び出す

Web APIプロセスオブジェクトから呼び出す方法は簡単です。
オブジェクトアクションを呼び出すのと、同じような形になります。

f:id:EnterpriseBlueOcean:20190213211419p:plain

入力に先ほど定義したパラメータがあります。
出力には、先ほど、JSON Path で指定した値が返ってきます。

f:id:EnterpriseBlueOcean:20190213211458p:plain

 

やってみた

プロセスはこんな感じ。

f:id:EnterpriseBlueOcean:20190213211620p:plain

実行結果はこんな感じです。

まず、Response Content の中身はこちら。生のJSONデータが入ってます。

f:id:EnterpriseBlueOcean:20190213211817p:plain

先ほどの JSON Path で指定した出力には、ちゃんとホテル名が入っています。

f:id:EnterpriseBlueOcean:20190213211926p:plain

やったぜ。

 

まとめ

  • Blue Prism で REST API を呼び出す方法は二種類ある
  • Web API(6.4新機能)では、ベースURLやクエリパラメータなどを設定して REST API の呼出し口を作る
  • 入力および出力を Blue Prism のデータアイテムにマップできる

次回は飲んでやります!