Blue Prism でリアルタイム起動フレームワークを構築する(詳細編③ 一通り動作を確認してみる)
まだ、完成ではないですが、、
一度、全体感を確認してみます。
前回の記事👇
クライアントアプリを作る
VB.NET で15年ぶりのクライアントアプリ
全体像の左上に、クライアントアプリが
ありましたが、、
これは別に、なんでもオッケーです。
今風に Power Apps で作ってもいいですし、
Javascript で何か作ってもいいです。
要は、Blue Prism の古式ゆかしい SOAP Web
サービスを呼び出せればよいです。
なお、今回は、VB.NET で作ってみます!
いやぁオレ、VB.NET 触るの15年ぶりだよぉ~☆
(マジ話)
VB.NET での実装
画面イメージはこんな感じです。
- 上段で、Blue Prism の認証情報を設定して、
- 中段で、いま利用可能なプロセスとリソースを取得して、
- 後段で、選択したプロセスとリソースの組合せで、Blue Prism に実行を指示する
こんな構成ですね。
プログラミングの詳細は、
VB.NET の記事とか本を読んでいただくとして、
SOAP Web サービスの呼び出しは、
- プロジェクトにサービス参照を追加
- App.config に binding を追加
- SOAP Web サービスを呼び出すためにコードを追加
とやればオッケーです。
App.config には、主に認証系の設定が必要です。
認証の方式は、Blue Prism の設定によって変わりますが、
たとえばユーザー名/パスワードが必要だが、
HTTP プロトコルの場合、binding は以下となります。
<bindings>
<bindings>
<basicHttpBinding>
<binding name="DispatcherJPSoapBinding">
<security mode="TransportCredentialOnly">
<transport clientCredentialType="Basic" />
</security>
</binding>
</basicHttpBinding>
</bindings>
コードについては、例えばこんな感じです。
'事前に設定した認証情報をHTTPリクエストに設定
client.ClientCredentials.UserName.UserName = userName
client.ClientCredentials.UserName.Password = password
''プロセスの情報を取得
'Web API ProcessInfo を呼び出し
processInfo.bpInstance = "auto"
processInfoResponse = client.ProcessInfo(processInfo)
processes = processInfoResponse.Processes
'コンボボックスに値を設定
ComboBox1.Items.Clear()
For i = 0 To processes.Length - 1
ComboBox1.Items.Add(processes.ElementAt(i).name)
Next i
通しで流してみる
実際、流してみました。
文章で書いてもわかりにくいと思うので、
動画にしてます☆
やったぜ。
まとめ
- Blue Prism でリアルタイム起動フレームワークを作っていくシリーズ、第4回
- クライアントアプリを VB.NET で作って、全体の流れを確認
- ようやくリアルタイムっぽい動きになってきました・・・!
開発したVBO、プロセスは、後でDXにアップして公開する予定です。
アップされたら、リンクもつけますね☆
大きな流れは確認できたので、
次回は(今度こそ)受付係を作っていきます☆
次回はこちら👇
まとめはこちら👇
ソースコードはこちら👇