Enterprise Blue Ocean ◮

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Blue Prism でリアルタイム起動フレームワークを構築する(詳細編③ 一通り動作を確認してみる)

まだ、完成ではないですが、、

一度、全体感を確認してみます。

 

前回の記事👇

www.ebocean.work

 

 

クライアントアプリを作る

VB.NET で15年ぶりのクライアントアプリ

全体像の左上に、クライアントアプリが

ありましたが、、

f:id:EnterpriseBlueOcean:20200402125236p:plain

f:id:EnterpriseBlueOcean:20200330182618p:plain

これは別に、なんでもオッケーです。

今風に Power Apps で作ってもいいですし、

Javascript で何か作ってもいいです。

要は、Blue Prism の古式ゆかしい SOAP Web

サービスを呼び出せればよいです。

 

なお、今回は、VB.NET で作ってみます!

いやぁオレ、VB.NET 触るの15年ぶりだよぉ~☆

(マジ話)

 

VB.NET での実装

画面イメージはこんな感じです。

f:id:EnterpriseBlueOcean:20200407193805p:plain

  • 上段で、Blue Prism の認証情報を設定して、
  • 中段で、いま利用可能なプロセスとリソースを取得して、
  • 後段で、選択したプロセスとリソースの組合せで、Blue Prism に実行を指示する

こんな構成ですね。

 

プログラミングの詳細は、

VB.NET の記事とか本を読んでいただくとして、

SOAP Web サービスの呼び出しは、

  • プロジェクトにサービス参照を追加
  • App.config に binding を追加
  • SOAP Web サービスを呼び出すためにコードを追加

とやればオッケーです。

 

App.config には、主に認証系の設定が必要です。

認証の方式は、Blue Prism の設定によって変わりますが、

たとえばユーザー名/パスワードが必要だが、

HTTP プロトコルの場合、binding は以下となります。 

<bindings>

    <bindings>

        <basicHttpBinding>

            <binding name="DispatcherJPSoapBinding">

                <security mode="TransportCredentialOnly">

                    <transport clientCredentialType="Basic" />

                </security>

            </binding>

        </basicHttpBinding>

</bindings> 

コードについては、例えばこんな感じです。

'事前に設定した認証情報をHTTPリクエストに設定
client.ClientCredentials.UserName.UserName = userName
client.ClientCredentials.UserName.Password = password


''プロセスの情報を取得
'Web API ProcessInfo を呼び出し
processInfo.bpInstance = "auto"
processInfoResponse = client.ProcessInfo(processInfo)
processes = processInfoResponse.Processes

 

'コンボボックスに値を設定
ComboBox1.Items.Clear()
For i = 0 To processes.Length - 1
ComboBox1.Items.Add(processes.ElementAt(i).name)
Next i

 

通しで流してみる

実際、流してみました。

 

文章で書いてもわかりにくいと思うので、

動画にしてます☆ 

youtu.be

 

やったぜ。 

 

まとめ 

  • Blue Prism でリアルタイム起動フレームワークを作っていくシリーズ、第4回
  • クライアントアプリを VB.NET で作って、全体の流れを確認
  • ようやくリアルタイムっぽい動きになってきました・・・! 

 

開発したVBOプロセスは、後でDXにアップして公開する予定です。

アップされたら、リンクもつけますね☆

 

大きな流れは確認できたので、

次回は(今度こそ)受付係を作っていきます☆

 

次回はこちら👇

www.ebocean.work

 

まとめはこちら👇

www.ebocean.work

 

ソースコードはこちら👇

github.com