Enterprise Blue Ocean ◮

神谷町RPAブログ

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Blue Prism アンバサダー・プログラム -リポート① 神谷町にようこそ-

・・・なんかいろいろ説明するより、

写真を見てもらった方が早く伝わる気がする。

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Blue Prism アンバサダー・プログラムって何?

趣旨はこちら。

元々は、

  1. とりあえず1回集まって、ハンズオンをする
  2. 適当にディスカッション
  3. もう一回、集まって、結果をまとめる 

という感じだったのですが・・・

Slack チャンネルができる

予習し始める人が・・・ 

インストール、例によってSQL Server 周辺でトラブルものの・・・

だいたい解消され、インストール完了するものが増える

インストール、セットアップ手順がまとめられる

そして、初回の会合の前に、ハンズオンを終わらせる人が出始める

 

そ も そ も 集 ま る 前 に 始 ま り す ぎ

(いや、ありがたいことでは、あります☆)

 

・・・で、先週の金曜に写真のとおり集まり、

ようやくとりあえず1回集まって、ハンズオンをする

終わったところです。

 

なんでこんな取り組みをはじめたの?

いくつか目的はあるのですが、巷でよく言われる

  • Blue Prism は難しい
  • ユーザーには扱えない、エンジニアじゃないとダメ
  • Blue Prism はオブジェクト指向が何とか、かんとか

・・・という神話というかプロパガンダ)を、
しっかりと、そして堂々と検証したい、これが一番の目的です。

 

この神話の根拠は、おそらくいくつかあると思いますが、

代表例は以下のページだと思います。

tech.nikkeibp.co.jp

Blue Prism は右上にあるやんけ!

一番、難しいんじゃぁ~・・・って、

よく言われますけど、本当にそうなんですかね??

 

私自身の認識は違いますし、実際に Blue Prism を他のRPAツールと

比較した人の意見を聞いても、ちょっと違うように思うし、

何よりもこの記事をいくら読んでも、Blue Prism が一番右上に

ある理由が書いてないんですよね。

 

また、この画像、RPAツールが一直線上に並んでます(正比例)。

横軸はアプリ開発の難度、縦軸はインフラ構築の難度を

表現しているんだと思います。

アプリとインフラの難度が正比例するって、

冷静に考えてみると、ちょっと違和感を覚えませんか?

 

でも、こうやって一度ついてしまったイメージ(というか呪い)は、

なかなか訂正することが難しい

そういうわけで、今回は試験的に、実際に他のRPAツールを

バリバリ使っている人たちに Blue Prism を使ってもらって、

率直な意見を集めて公開しよう、と思ったわけです。

 

Blue Prism は難しかったか?

予想通りではありましたが、

Blue Prism は難しいとか、ユーザーには扱えないとか、

エンジニアじゃないとダメとか、、どこの異世界の話だよ

って感じでした。

Blue Prism に触った感想

 

他製品と比較して、非常に難しい、という意見は

ありませんでした。むしろ簡単では?という意見も

複数、いただきました。

 

アプリとインフラを分けて話そう 

実際、Blue Prism は、開発生産性をかなり意識して

作られています。ただ、インフラの準備は、それなりに

IT知識が要求されます。

Blue Prism は難しいというのが、もしBlue Prism を

実際に目と手で触った結果の感想だとしたら、

アプリとインフラをゴッチャにしてるのでは・・・

とも思う次第です。

 

レコーディング機能について

レコーディング機能についての議論もありました。

Blue Prism はレコーディング機能がないことで有名ですが、

他のRPAツールのレコーディング機能、みんなどれだけ

使っているのか・・・?という議論をした結果です。

レコーディング機能を使ってない人の方が多かったです

使っている方もいらっしゃいましたが、あくまで

最初の勉強・研修用で使ったり、

実務で使う際も最初にスケルトン的な構造を生成する

用途で使っているようでした。

 

レコーディング機能を使えば、誰でも簡単にRPAが

できて、生産性も上がる・・・というのは、

これまた神話のひとつではないでしょうか。

 

Blue Prism の難しさ:情報入手難度

ただ一方で、Blue Prism 自体は難しくないが、

Blue Prism の情報を探すのが難しいから、結局、

難しく感じるのでは?・・・という意見もありました。

これは大変、鋭く、そして耳の痛いご意見です。

だから

ってことなんですよね。 

 

プロセス・ディスカバリー・ツールなど、これ凄い!

・・・と言ってもらえる情報が、全然、発信できて

いないところも、改善ポイントだと感じました。

 

まとめ

  • Blue Prism アンバサダー・プログラム、初回の会合を実施
  • Blue Prism は難しいとか何とか・・・という神話プロパガンダ)を検証しました
  • Blue Prism が RPA ツールの中で特別、難しいわけではない、むしろフローを描くところなど、簡単で良いところがある

まぁそれでも、Blue Prism は難しいと言い続ける人は

いると思います。

自分の手と目で確かめるより、四象限の表を眺める方が

好きな人はたくさんいます。

開発生産性を、机上で評価するような人もいます。

 

結局、報告資料はパワーポイントやExcelになるわけで、

そうとなれば、手と目で触って、そこから得た経験や思いを、

改めてまとめるよりも、既存の資料をコピペするほうが

経済的です。

 

だから、神話との戦いは、これからも続くと思います。

しかし、事実は違うんだ、という確信をもっていれば、

折れることなく戦っていけるんじゃないか、、

そう思えただけでも、収穫がありました。

 

Blue Prism アンバサダー・プログラムでは、

たくさんの感想を呟いていただきました。

ここに書ききれてないけど、大事な感想がたくさん

あります。ぜひ、以下のリンクもご一読ください。

twitter.com

次回が本当に、楽しみです☆