Blue Prism でリアルタイム起動フレームワークを構築する(詳細編④ いったんの完成)
いったん完成とします!
(拡張するポイントは、多々ありますが・・・)
ご要望に応じて、
少し作り直すかも・・・?
ご意見はコメント欄へ☆
前回の記事👇
取次係から受付係へ
前回は、こんな感じの画面を作って、
- 認証情報の設定
- 利用可能なプロセス、リソースを取得
- 指定したリソースで、プロセスを起動
といった処理をしてきました。
まぁ、これでもリアルタイムで起動リクエスト
を飛ばせますが、複数のクライアントアプリで
同じリソースでの実行を指示してしまうリスク
があります。
そして、画面が複雑。なんかボタンが多いし。
デザインもダサいぜ。
そういうわけで、
このあたりをブラッシュアップします。
受付係のポイント
空きリソース探しを自動化
空きリソースは、Blue Prism に探させましょう。
クライアントアプリには、プロセスだけを
指定させればオーケーです。
つまり、前回はこんな構成でしたが、
今回はこうします。
クライアントアプリをブラッシュアップ
上記を受けて、クライアントアプリの
デザインも、シンプルかつ今風にします。
こんな感じですね。
動かしてみよう
例によって、動画にしてみました。
こんな感じでどうでしょうか??
ひとまずの完成版としたいと思っております。
やったぜ?
とりあえずいったん完成!
全体図はどうなったか
こんな感じになりました。
(当初の構想とは、少し変わりましたが、、)
今後の課題、拡張のポイント
既にお気づきの方も多いと思いますが、
拡張の要素は、かなりたくさんあります。。
SSO(シングルサインオン)
今回の仕組みは、Blue Prism への
ネイティブな認証をさせていましたが、
AD と SSO(シングルサインオン)
している環境では、追加のカスタマイズが
必要になります。
ログインエージェント
今回の仕組みは、特にログインエージェント
を考慮した実装を行っていません。
もっとも、リソースプールを使用して
いないので、大きな問題はなく組合せ
られると思います。
(たぶん)
入出力のパラメータを渡す
プロセスの入出力パラメータを
設定していません。
まぁ、これもパラメータを追加して、
いろいろと設定しなおすだけ
だとは思いますが、、
たぶん、、
(やってない。すまない・・・!)
受付係がキューを使う
今回の実装だと、空いているリソースが
ない場合は、エラーがクライアントアプリ
に返されます。
この仕様でもいいのですが、
空きリソースがない場合、受付係がキュー
を使い、時間差で実行していく方法も
考えられます。
(当初、考えていた方式)
専用のリソースが必要になりますが、
利便性はアップしますね。
その他
細かいことですが、AutomateC.exe の
ロケールは日本語環境を想定しています。
ただ、ローカライズの関係で、AutomateC.exe
の出力が将来的に変わっていくことも
考えられます。
AutomateC.exe の実行時にオプションを
追加して、ロケールを en-USに固定(/locale en-US)
したほうが良いかもしれません。
また、受付係をオブジェクトとして公開する
ため、実行時にログイン処理が毎回、
行われ、監査ログが肥大化するリスクが
あります。
これはどうしたもんだろう・・・
(未調査)
拡張するポイントもたくさんありますし、
要件次第で実装は変わっていくので、
この辺りは要望を聞きながら、個別に
作っていくのが良いような気もしています☆
(逃げ腰)
まとめ
- Blue Prism でリアルタイム起動フレームワークを作っていくシリーズ、第5回
- ようやくいったんの完成を見ました!
- いろいろと積み残しがあるのも事実。。具体的な要件に応じて、カスタマイズできます☆
開発したVBO、プロセスは、後でDXに
アップして公開する予定です。
アップされたら、リンクもつけますね☆
少し長々と冗長な話になってしまった。。
一方で、積み残しも多くあるし。
とんとん拍子というわけにはいかないが、
よりコンテンツを拡充させるためには、
地道な努力が不可欠。
まだまだ行くぜ~☆
まとめはこちら👇
ソースコードはこちら👇