Blue Prism で遅延実行フレームワークを構築する③(リアルタイム起動との合体、そして完成☆)
2020年4月は、
過去最多数の投稿をしたかも。。
25記事/月☆
前回の記事👇
返却係の改良(リソースを占有させる)
ちょっと本筋からはずれ?ますが、
リアルタイム起動フレームワーク
で作った、返却係を改良します。
返却係は、スケジュールで定期実行する
仕組みでしたが、それだと空いている
時間帯に誤ってリソースを横取りして
しまうかもしれないので、無限ループ
させてリソースを占有するように改良します。
もちろん、途中で安全に停止できる
ロジックを組み込みます。
Reception - JP の改修
Reception - JP は、
リアルタイム起動フレームワークでは
- クライアントアプリから実行要求を受付
- 空いたリソースを選んで実行する
という動きをしていましたが、
今回は作業監督がいるので、
Reception - JP はキューに実行要求を
蓄積するだけでオーケーです。
以下のような処理を追加し、
名前も変更。
Reception - Delayed Run として
別名保存します。
動作デモ
上記の改修を行い、実際に動かすと
こんな感じ👇です。
クライアントアプリから、
リソースを気にせず実行要求を
投げまくっても、
きちんとキューにため込み、
リソースが空いた順に実行していきます。
やったぜ。
ジャスト・イン・タイム・・・?
遅延実行フレームワークと名付けましたが、
リソースが空き次第、実行するので
ジャスト・イン・タイムと名付けても
いいかな。
・・・いや、ちょっと違うかな。
As Soon As Possible、
ASAP モデルのほうが、しっくりくるかも。
まとめ
- Blue Prism で実現する遅延実行フレームワーク、第4回
- リアルタイム起動フレームワークと合体させ、いくら実行リクエストが集中しても、リソースが空き次第、順次、実行するモデルへ
- 遅延実行というか、ASAPモデルかも
自宅で腐ってても、
仕方ないしな。
空いたリソースで、
その時にできることを
精いっぱいやるしかない。