Enterprise Blue Ocean ◮

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Blue Prism で遅延実行フレームワークを構築する①(作業監督を作る)

ちょっと間が空いてしまいましたが、

サボっていたわけではないんです。。

 

内職の限りを尽くしていただけなんです。。

 

前回の記事👇

www.ebocean.work

 

 

作業監督を作る

 

前回、遅延実行フレームワーク

大枠はこんな感じ👇と書きました。 

f:id:EnterpriseBlueOcean:20200423180801p:plain

f:id:EnterpriseBlueOcean:20200423180841p:plain

今回は、遅延実行フレームワーク

中核になる作業監督(プロセス)

作っていきます。

 

ただ、結論から言うと、

作業監督(プロセス)は、

以前に作ったリアルタイム起動

フレームワークから大部分を

流用できます。

www.ebocean.work

 

作業監督というのは、

  1. キューの中身を見る
  2. アイテムがあったら、アイテムから起動したいプロセス名を取り出す
  3. ランタイムリソースが空いてるかを確認する
  4. 空いてたら、プロセスを実行し、セッションIDを取得する
  5. セッションIDをキューに入れる

・・・という処理なので、

3~5はリアルタイム起動

フレームワークから流用でき、

結局は1と2を実現する、

割と小さなプロセスを一本

作ればいいだけです。

 

作業監督のポイント

アイテムのデキュー

作業監督の最初のポイントは、

アイテムのデキューです。

プロセスの断片はこんな感じ👇。

f:id:EnterpriseBlueOcean:20200423185436p:plain

  1. キューからアイテムを取り出して、
  2. キューに書かれているプロセス名を読み取って実行し、
  3. うまくいったらアイテムを完了する。

そういう処理ですね。

 

安全な停止とアイテムの遅延・キューの再確認間隔

作業監督は、一度、起動したら

半永久的に動き続ける想定で

作っています。

なので、

  • キューの中身を見て、起動しようとしたが、ランタイムリソースが足りなくて起動に失敗したら、しばらくしてからもう一度、起動を試みる(アイテムの遅延
  • キューの中身を見て、何もなかったら少し待ってから再確認する

という動きをします。

 

このとき、半永久的に動き続ける

作業監督(プロセス)を、安全に

停止させる仕組みが必要です。

 

ただ、これは Blue Prism の標準機能

に含まれているので、簡単に実装

できます。

詳細は👇を参照ください。

www.ebocean.work

 

また、その際のアイテムの遅延や、

キューの再確認の間隔

データアイテムにしています。

プロセスの断片はこんな感じ👇

f:id:EnterpriseBlueOcean:20200423185355p:plain

 

作業監督の全体像

全体像は、以下👇のようになります。

f:id:EnterpriseBlueOcean:20200423185258p:plain

 

この後の流れ

次は、作業監督のテストを

したいと思います!

 

一応、それで遅延実行フレームワークは

だいたい、完成してしまうのですが、、

 

それだけだと味気ないから、

リアルタイム起動フレームワークと

合体させて、

リアルタイム起動・遅延実行フレームワーク

を作ってみようかな。。

ガンダムDX合体セットみたいな感じで。。

(古い)

f:id:EnterpriseBlueOcean:20200423185042p:plain

 

次回👇。

www.ebocean.work

 

まとめ

  • Blue Prism で実現する遅延実行フレームワーク第2回
  • 今回は、作業監督(プロセス)を作成しました
  • 次回は、作業監督をテストしていきたいと思います☆

 

ToDoリストがパンクしてんだけど。。

全く追いついてないわ。。