Blue Prism開発者認定試験 上位試験 日本語化!
どもども、久しぶりの登場、「ジャナイホー」です。
Blue Prismの開発者向けの認定試験のうち、上位認定資格である、「ソリューションデザイナー認定試験」(Designing Blue Prism Process Solutions;ASD01)と「プロフェッショナルデベロッパ認定試験」(Professional Developer;APD01)が、ついに、ついに! 日本語で受験できるようになりました!!
コロナの影響で、Pearson Vueのテストセンター(試験会場)のオープン状況次第だと思いますが、受験資格がある方は、是非、チャレンジして下さい。
ジャナイホーのお勧めは、「ソリューションデザイナー」です。これの試験範囲を勉強すると、プロセス設計のベストプラクティスについて、より理解が深まります。
ソリューションデザイナー認定試験
この試験の受験資格は、デベロッパ認定試験(AD01)合格後、すぐに得られます。
以下が、試験範囲になっています。
- Designing for unattended automation(無人運転を実現する設計)
- Sub-processes and wrapper objects(サブプロセスとラッパーオブジェクト)
- Recoverability and scalability(リカバリ・回復性と拡張性)
- Object design(オブジェクト設計)
- Case management(ケース管理)
- Workload management(作業ボリューム増の負荷対応管理)
- Data management(データ、ログの保持、セキュリティ)
- Web services(Webサービスコンポーネント)
以下の文書を読み込んでみることをお勧めします。(Portalサイト>Documentsタブで以下のタイトルで検索するとヒットします。)
- Solution Design Overview
- Work Queues Guide / Advanced Work Queues Guide
- User Guide - Web Services
(いくつかバージョンがありますが、v6系であれば、どれでも大丈夫です)
詳細は、以下で。
プロフェッショナルデベロッパ認定試験
この試験の受験資格は、デベロッパ認定試験(AD01)合格後、6か月後に得られます。
以下が、試験範囲になっています。
- Advanced exception handling and work queues(例外ハンドリングとワークキューの操作)
- Development best practice(開発ベストプラクティス)
- Browser automation(ブラウザアプリケーションのスパイと操作)
- Java automation(Javaアプリケーションのスパイと操作)
- Credentials Management and Login Agent(認証マネージャとログイン エージェント機能)
- Advanced work queue configuration(より高度なワークキューの設定と利用)
- Web services(Webサービスコンポーネント)
- Mainframe automation(メインフレームアプリケーションの操作)
- Interfacing with PDF documents(PDF文書の読み込み操作)
- Surface Automation(リージョンモード;画像認識のスパイテクニックと操作)
以下の文書を読み込んでみることをお勧めします。
(Portalサイトで以下のタイトルで検索するとヒットします。)
(いくつかバージョンがありますが、v6系であれば、どれでも大丈夫です)
- Exception Handling Guide
- Work Queues Guide / Advanced Work Queues Guide
- User Guide - Web Services
- Development Best Practice
- Surface Automation of Terminal Emulators
- Browser Automation Guide
- Java Automation Guide
- Mainframe Automation Guide
- Guide to Using the Mainframe Spy Tool
- Data Sheet – Secure Windows Authentication
- Data Sheet – Credential Manager
- User Guide - Login Agent
- Surface Automation Basic Training
- Surface Automation Advanced Training
詳細は、以下で。
デベロッパ認定試験
先の二つの試験の前提条件資格である「デベロッパ認定試験」は既に日本語化済みで、日本語で試験を受けることが可能でした。
どなたでも、チャレンジできます。英語で受験することも可能です。
以下が、試験範囲になっています。
- 例外(エラー)ハンドリング
- ワークキューの使い方
- 待機ステージの実装の仕方
- デバッグの仕方
- メインページ、サブページのフローの問題点
- 数式の正しい書式、構文
- 環境変数、セッション変数
- スパイ、アプリケーション操作
- その他
以下の文書を読み込んでみることをお勧めします。
- Object Design Guide
- Process Creation Guide
- Solution Design Overview
- Development Best Practice
- Exception Handling Guide
- Work Queues Guide / Advanced Work Queues Guide
- Environment and Session Variables
- Browser Automation Guide
- Foundation Training
- Advanced Consolidation Exercise
また、Portal > University > Training Offering (via LMS)から、「Developer Certification」で検索して見つかるコースをやってみる、といった方法もおススメです。
なお、この試験は、Blue Prismソフトウェアのオンラインヘルプに記載がある関数仕様などを問われたり、デバッグ時の挙動なども問われたりします。
文書の読み込みだけで対策が出来るものではなく、実際にBlue Prismを操作して作ったことが無いと、難しいかもしれません。
あと、以下のページの内容が、ばっちりこの試験の範囲に該当するので、是非、後述のトレーニング手順を追って勉強することをお勧めします。ベストプラクティス(↓)、必須です。
Blue Prismロボット構築のトレーニングの進め方
詳細は、以下で。
試験の受け方
Pearson Vueという試験組織会社が運営しているテストセンターで受験が可能です。
ポータルのCertificationページの下部にある「BOOK YOUR EXAM NOW」というボタンからPearson Vueへ遷移して、申し込みます。(Blue Prismのポータルサイトのアカウントと紐付いたPearson Vueのアカウントが必要なので、ポータルから遷移してサインアップします。)
Pearson Vueの任意の場所のテストセンター(全国にあります)に任意の日時に予約を入れて、パソコンに向かって受験します。
すべて、選択式で、マウスクリックだけで回答します。記述式の問題や実際にモノを作ってみる、といった形式の問題はありません。
問題数、合格閾値、費用など、詳細は、Blue PrismポータルサイトのCertification > Certification Policiesのページにあります。
合格すると、、、
Acclaimというところを通じて、デジタルバッジがもらえます。
名刺に貼り付けるもよし、LinkedInに貼り付けるもよし、壁紙にするもよし、オンライン会議の背景にするもよし! です。
まとめ
ソリューションデザイナー認定試験、プロフェッショナルデベロッパ認定試験の日本語版がリリースされました。
AD01(デベロッパ認定試験)合格している方は、是非、チャレンジを!
デベロッパ認定試験、未だの方も、是非、チャレンジを!