Blue Prism が提供する便利なショートカットキーの紹介
こんにちは、「レッドブーツ88」です。
今週は米国オーランドで Blue Prism World Orlando が開催されますね。個人的にオーランドは足を軽く捻挫した思い出が強いのですが…。
先月イギリスのロンドンでも Blue Prism World London が開催されました。個人的にはロンドンと言ったら旅行で行った際に Royal Albert Hall を外から眺めながら ELP がここでライブしたのかーと感動した印象が強いです。
でも、ELP では古すぎるので Cream が2005年に Royal Albert Hall で Crossroads を演奏した際の動画を張り付けてみました。(それでも14年前か…) 今は亡き Jack Bruce さんの Warwick(と思われる) のフレットレスベースを弾くお姿がカッコ良いです。
Cream - Crossroads (Royal Albert Hall 2005) (15 of 22)
さて、前置きが長かったですが、今回は Blue Prism が提供するショートカットキーについて情報を整理したいと思います。
Blue Prism 6.4 までに提供されていたショートカットキー
以下の GitHub に Blue Prism 6.4 までに提供されていたショートカットキーの情報が整理されています。
Action | F4 |
Application Modeller | Ctrl+I |
Calculation | F7 |
Close | Ctrl+Q |
Cursor | F2 |
Data Item | F8 |
Decision | F6 |
Find (advanced) | Ctrl+Shift+F |
Help | F1 |
Link | F3 |
Run | F5 |
Save | Ctrl+S |
Step In | F11 |
Step Out | Shift+F11 |
Step Over | F10 |
特にテスト/デバッグ中にステップオバー、ステップインなどのショートカットキーを多用される方も多いと思います。また、Blue Prism 6.4 までマウスの右クリックメニューで表示される以下のメニューはマウス操作で対応していた方も多いと思います。
- Breakpoint
-
Set Next Stage
しかしながら、実際は [Breakpoint] には B キー、[Set Next Stage] には N キーがショートカットとして割り当てられていたのに、メニューでは対応するショートカットキーについて何も記載されていませんでした…。記載されていないだけで実際に動作はするので Blue Prism 6.4 以前の環境を利用しているユーザーさんも上記ショートカットキーは今すぐに活用することが可能です。
マウスの右クリックメニューを開いた直後に N キーや B キーを押下すると瞬時に次回動作するステージを切り替えたり、ブレークポイントの有無を指定することが可能です。その技を駆使すると(作業内容/作業量にも依存しますが)デバッグ作業に掛かる時間をかなり削減することが可能だと思います。何より、「この人、Blue Prism に凄く慣れてる!」と尊敬の眼差しで見てもらえるはずです。(多分)
また、Blue Prism のエンジニアが支援に来て見にも止まらないスピードでデバッグを実施していた場面に遭遇した方もいらっしゃるかも知れませんが、その際はこのショートカットキーを多用していた可能性が高いと思います。
Blue Prism 6.5 で改善されたショートカットキー
Blue Prism 6.5 よりマウスの右クリックメニューに明示的にショートカットキーが記載されるように改善されました。
さらに、テスト時に多用するリセットボタンについてもショートカットキーが割り当てられました。
この機能によっていちいちマウスに触れなくても Alt + D キーから R キーを操作するだけでリセットを実行することが可能となり、地味な話ではありますがテスト作業に掛かる時間を削減することが可能です。(多分)
今回ご紹介した情報は以下の動画でも説明しておりますので、是非、ご覧ください。
Blue Prism が提供する便利なショートカットキーの紹介
まとめ
- Blue Prism 6.5 からショートカットキーがいろいろと改善されている
-
テスト/デバッグ作業時にショートカットを活用することで作業時間を削減できる(かも)
- ロイヤルアルバート・ホールの目の前にあるアルバート記念碑の近くは馬車が走っていたりするので馬のフ〇には気をつけましょう!
- Warwick のフレットレスベースはカッコ良い
Blue Prism を用いた開発者の皆さんに少しでも参考になれば幸いです。